最近のある調査では、93%もの保護者の方が「自分の子どもには”社会を生き抜く力”を身につけてほしい」と考えているという結果がありました。
今の時代は、家庭や学校だけでは子どもへの教育には限界がある時代だと言われています。インターネットやデジタルデバイスの発達、拡大する一方のグローバル化、日常の全てが高度化し専門化され多様化している現代社会では、学校や先生ではわからないことが圧倒的に増えています。子どもたちに教えるべき大切なことが、学校や家庭以外にも数多く存在している時代になったのです。
そういった専門的な知識や情報は、実は企業の中に埋もれています。世の中を牽引し新しい社会を創る原動力となっている企業の中には、「学校での教育コンテンツに値する価値ある情報」が山のように埋もれているのです。
そういった情報は、企業の力を借りなければ学校や家庭だけでは対応できません。それはどの教育関係者も実感してることです。
英語教育やプログラミング教育、スマホやIT機器の正しい使い方などはその典型例です。
そしてそういった時代の要請に応えるのがキャリア教育なのです。
学校は今、企業の存在価値に気づき、働く人や企業、商品、サービスの情報を数多く求めています。
経済産業省が平成20年に全国2218校へ実施した調査では、小中高校の学校長の88.5%が「学ぶ意欲を高めるために、キャリア教育は不可欠である」と回答するなど、キャリア教育は大きな期待と注目を浴びています。キャリア教育は、「さまざまな職業、職種への興味関心が生まれる」(54.5%)、「実社会にでて求められる力を学ぶことができる」(54.7%)などが目指すべき達成指標とされています。



一方課題として、キャリア教育に不可欠なコンテンツホルダーである企業等とネットワークを強化するにあたって、「企業がキャリア教育に関するどのようなコンテンツをもっているのかがわからない」(50・3%)、「企業がどんな形で社会貢献しているのかがわからない」(25%)、「学校で学ぶことが将来の職業とどのように結びつくかがわからない」(18%)などを教育現場から示されてもいます。

こういった現実を踏まえ、私たちキャリア教育出版の書籍シリーズは、キャリア教育が担っている期待に応えると同時に、教育現場の課題解決と、「総合的な学習の時間」に役立つことをねらいとしています。

※1 平成 20 年度経済産業省のキャリア教育ニーズ調査より
※2  全国1049の高等学校の進路指導担当アンケート(株式会社ディスコ発表2012.9.25)より

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